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9/8未明(JST)に3年ぶりの皆既月食がありました。薄雲越しのせいかまたは低空のせいか、いつもの皆既食より赤みが濃いように見えます。周辺の恒星も見えます。部分食から皆既食の最初は、南からの雲が押し寄せて雲間からの撮影でしたが、その後薄雲が残りましたが、自宅のベランダから皆既食の終わりまでほぼ撮影できました。
皆既月食の経過の画像をまとめてみました。部分食から皆既食までの約5分ごとの画像を2ページにまとめたものです。但し、皆既食の終わり以降は木と周囲の家で撮影できませんでした。
皆既食始まりでは西側が明るく終わりに向かって東側が明るくなっていくのがわかります。また、今回は月が本影の南側を通過したことにより、北側より南側がやや明るくなっているのがわかります。
皆既月食の推移、部分食~皆既食 (01:28~03:55 JST)
望遠鏡はTakahashi FC76でカメラはCanon EOS60Dで露出時間は、部分食では、1/400秒~1/160秒、ISO200~ISO800、皆既食では、1/4秒、1/2秒、4/5秒、ISO1600またはISO3200です。
皆既月食の際、月の近くのみずがめ座の恒星がいくつか認められました。以前の皆既月食で、2地点間の同時刻での月と恒星の視差から月までの距離を求めたことがありました。今回は、撮影者同士の距離が近いので、視差が大きくならずこの方法が使えませんでした。次回に期待です。添付画像に、比較的明るい恒星の名前と等級を表示しました。
皆既食時の周辺恒星 その1
皆既食時の周辺恒星 その2
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