Jupiter Image
2019/03/19 (UTC)

 

by M. Murakami at Izumi, Yokohama

今期、初の木星撮影です。まだ視直径は40秒角以下です。
シーイングは6-7/10と落ち着いていたので小口径ながら表面模様が写りました。
金星撮影の前に試みましたので、拡大は2xBarlowを使っています。
WinJuposでDe_rotationをかけて、RGB合成をしてみました。色の調整をせずに色調が再現できていると思います。

今期の変化としては、赤道帯(EZ)の濃化があげられます。赤道帯の北側が赤みを帯びています。
大赤斑(GRS)が右端に顔を出しています。今期も赤味が強くはっきりしています。
中央南側の南温帯(STZ)には、永続湾(BC)が丸い輪郭で認められます。

時間間隔は短いですが、画像をクリックするとR・G・B・IRの全画像が出てきます。
B光画像でのEZに濃化の様子がわかります。