Jupiter Image
2019/04/15 (UTC)

 

by M. Murakami at Izumi, Yokohama

この日は、少し早くから始めて、南中前からの木星を四回撮影しました。
天候も落ち着いていて、長い時間撮影できましたので、衛星の動きと、木星の自転の様子が撮影できました。
シーイングはあまり良くありませんでしたが、好転した最後の南中頃の画像には、少しはっきり模様が出ました。

この日は、内側の三つの衛星が近くにあり、エウロバは、影の通過から本体の通過となりました。
イオは後から現れて離れてゆきます。最後にはガニュメデが写野に入ってきました。
一番外側のカリストは、現在は木星の傾きが大きいので、後に隠れたり影や本体の通過は見られません。
しかし、木星の影に入り見えなくなる現象は観測できます。

前回12日と同じような経度です。永続湾(BC)が丸い明班で廻って行き、後方に大赤斑が出てきました。大赤斑の周囲には変化があります。

画像をクリックするとR・G・B・IRの全画像が出てきます。