５月上旬は、関東では天候が不安定で、夜の晴れ間がなかなか無かった。
この日は東から西に雲が流れるという、いつもと逆の天気変化で、
南中前から雲が無くなったが、準備中にまた出てきて、１回だけの撮影になってしまった。
雲に邪魔をされることもあったが、存外シーイングは良く、木星面を捉えることができた。

木星面には、右縁から永続湾BCが入ってきた。相変わらず赤道帯(EZ)は薄暗く、北赤道稿(NEB)からのフェストーンも見えている。
衛星イオ(Io)が木星面経過を終えて左縁から離れてゆく。衛星は別処理で重ねて、RGB画像の時間差のずれを直してある。

画像をクリックするとR･G･B･IRの全画像が出てきます。