Jupiter Images
2019/06/13 (UTC)

 

by M. Murakami

関東地方は6月7日に梅雨に入って、撮影のチャンスは少なくなっている。久しぶりの晴天だがシーイングは良くない。

この日の木星面には、大赤斑(GRS)が中央を通過していった。30分インターバルの撮影が4回できた。

参考図には、B光画像を取り上げた。青味の無いところが濃度がある。 南熱帯紐(STrB)は、暗斑の連鎖であることが判る。
南赤道縞南組織(SEBs)は、大赤斑の後方では、太くなり暗斑の連鎖になっている。
南南温帯(SSTZ)には、寿命の長い小明班が二つ見えてきている。それぞれA7・A8と符号が付けられている。
北赤道縞(NEB)の北縁には寿命の長い白斑(WSZ)が写っている。

衛星は、エウロパ(Europa)が離れていった。赤外光(IR)画像に動きを示している。

画像をクリックするとR・G・B・IRの全画像が出てきます。