by H. Asai at Funabashi
船橋のシーイングは悪かったのですが、6/17、MM氏とほぼ同時刻の撮影画像です。
シーイングには勝てません。
3番目の画像のRBG合成は、SIではなくWinJuposのderotationを使いました。
理由は、Rフィルターで撮影しようとしたら、悪いシーイングが突然最悪になり、
撮影をためらっていてG,B画像と時間が10分もずれてしまったためです。
当然、画像はよくありません。
ところで、1つ気になったのは、南半球の中緯度付近に大きな白斑の東側に何かすだれみたいのがかかっており、
これは強調によるノイズなのかどうか不明です。3枚目の画像では中央付近になります。
MMさんの画像の画像にも、似たようなものがあります。これは何でしょうか。月惑のAさんのUフィルターの12:35UTと13:19UTの画像にもすだれ模様が見
えます。
MM氏の回答
ご指摘のA氏の画像は両方ともUV光による画像ですね。
RGB画像では写りが違うと思いますが、貴君の画像と解像度の良い熊森氏の画像 (模様を出そうと処理はきついですが) と比べてみました。
貴君の指摘しているところは、"A"とマークした薄暗いところでしょうか?
その部分は、「月惑」H氏の天界5月号の解説によると、STB(南温帯縞)の断片で30度ほどの経度幅で延びているところとのことです。
、"B"とマークしたところの明斑も変化の見られるところで、17日のH氏のスケッチのコメントにも指摘されています。
大赤斑部のイベントはまだ続くようですから、機会を見て撮影をしてください。
大赤斑が変化する兆しかもしれません。