Jupiter Images
2019/09/17 (UTC)

 

by M. Murakami

8月後半からは天候は不安定で、夕方に晴れ上がることはなく、木星撮影の機会のないまま「東矩」を9月6日に過ぎて、
日没時には南中を過ぎているようになった。この日の南中時刻は当地では、17:00(JST)であった。
約40日ぶりとなったこの日には、西の低空には雲が見えるものの、雲に邪魔をされることなく撮影できた。
やや風が強く、シーイングは 5/10程度と良いとは言えず、車の振動もあり条件は良くなかった。

木星面は、永続湾BAが午後側から隠れていくまでが捉えられている。
中央では、SEBsが北の白斑で上に少し押し上げられている。 その右上には、STB の一部の濃いところが見えている。
この日にはイオが木星面を経過する現象があり、撮影時には本体に入り始めているところだった。

画像をクリックするとR・G・B・IRの画像が出てきます。