Jupiter Images
2020/06/16 (UTC)

 

by M. Murakami

関東は11日に梅雨入りとなり、夜半過ぎの晴天の夜は少ない。
この日は夜半過ぎからの晴が予報されていて、今回も火星撮影の前に1セット撮影できた。
シーイングは5-4/10と前回よりは良くない。薄い雲があるようで、透明度3/5だった。

今回は大赤斑の後方で、永続白斑BAが中央から夕方側に見えている。
SEB(南赤道縞)は中央のSEBZが、赤味が強く感じられる。EZ(赤道帯)では、EZs(南組織)が、明るく青味が感じられる。
赤道帯には今回も青黒いフェストーンが目立つ。NEB(北赤道縞)には、明るい切れ込み(rift)も見えている。

画像をクリックするとR・G・B・IR・B2の画像が出てきます。単光色画像は80%に縮小してあります。