Jupiter Images
2020/08/21(UTC)

 

by M. Murakami

関東の梅雨明けは、八月に入ってからになり、7月の梅雨時の撮影は出来なかった。
7月14日に木星は「衝」を過ぎている。 この日は弱い風があるが快晴が続いて、木星を4回撮影できた。
シーイングは4-3/5と良い。透明度は3-4/5だった。23時JSTからは火星の撮影もおこなう。

今回は、はじめの回には大赤斑が西縁に隠れようとしている。後方の南赤道帯南側(SEBs)は濃度があり、凹凸が多い。
SSTZ(南南温帯)には、白斑(WS)が、A1からA4までが並んで見えている。
EZ(赤道帯)では、EZs(南組織)が、明るく青味が感じられる。 EZn(北組織)にはNEBから伸びる青黒いフェストーンが目立つ。
8月18日には、北温帯稿擾乱(NTBs jetstream outbrwak)が発生して、それに伴う白斑が写っている。

画像をクリックするとR・G・B・IRの全画像が出てきます。単光色画像は80%に縮小してあります。