Jupiter Images
2020/08/30(UTC)

 

by M. Murakami

昨日に続いての撮影となる。二回目の途中から雲が出てきて終了とする。
シーイングは、3/10と良くなく、透明度は3-4/5だったが、模様のはっきりしているところで木星らしい画像になった。

大赤斑が見えているところで、その南には永続湾(BA)が見えている。
南赤道帯南組織(SEBs)と中央組織(SEBc)には濃度があるり、二条にはっきり見えているが、南赤道帯北組織(SEBn)はやや淡くなっている。
EZ(赤道帯)では、EZn(北組織)にはNEBsの青黒い暗部から伸びるいフェストーンが判る。
北温帯稿擾乱(NTBs jetstream outbrwak)に伴う白斑(leading Spot)が見えていて、後方には攪乱の暗斑群が並んでいる。
21日のこの白斑の位置は(CM1=355゚W)であり、30日の位置は(CM1=310゚W)で、9日間の間に45゚も前進している。

画像をクリックするとR・G・B・IRの全画像が出てきます。単光色画像は80%に縮小してあります。