Copyright 2014-2021 一星会 (Isseikai)
昨日に続いての撮影となる。この夜も快晴で風もなく、穏やかな梅雨晴れでシーイングも7/10と良かった。
少し早い時間からの観測開始で、、高度は40度弱であった。
約15分インターバルで4回の撮影ができた。
木星面経度で10°ずつ動いてゆく。
木星面は、大赤斑の前方の様子で、夕縁近くには永続湾BAがあり、隠れていった。
そばには、南南温帯縞白斑(SSTB-AWO A1~A5)が並んでいるところで、いくつかのものがうっすらとだが見えている。
南温帯白斑(STZ-AWO)としている明部は、4月の上旬に出現したもの。
SEBはこの経度では南組織が濃く凹凸が多く見られている。北組織は細く目立たない。
EZにはEZBが濃く見えていて、北側にはこの経度付近だけにフェストーンが青っぽく確認できる。
NEBは南組織は濃く見えているが、北組織は淡化しつつあり、いくつかの濃い部分はBargeと呼ばれるところである。
昨年活動的な現象が見られたNTBは、幅広のはっきりとしたBeltとして見えている。
画像をクリックするとR・G・B・IR・B2などの各単色光画像が出てきます。
Wr47Bフィルター画像は、赤外域に感度があり、IRと同様な画像になっている。
IRカットフィルターを入れないと青色光画像にならない。
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