Jupiter Images
2021/07/16(UTC)

 

by M. Murakami

関東地方は16日に梅雨明けとなった。早速「梅雨明け十日」の快晴の空の元で木星を撮影した。
今回は、LRGBカラー合成のための撮影が目的で、L画像は5000frames、R・G・B は、それぞれ1000framesの撮影枚数とした。
L画像はスタック時に、良像10%, 20%, 40%とスタック比率を変えて、仕上がりをチエックしてみた。
前回までは、RGB合成(2000frames, 30%_stack)だけの処理であったが、L画像を加えたことにより少しは良くなったように思える。

今回の木星面は、大赤斑の前方の領域を見ている。前回11日と同じようなCMIIの経度範囲である。11日の記事を参照されたい。
1回目はまだ地平高度が25°程度でよい仕上がりにならなかった。

画像をクリックするとR・G・B・IR・B2などの各単色光画像が出てきます。