Jupiter Images
2021/08/18(UTC)

 

by M. Murakami

八月中旬は、本州上に前線が停滞して、曇天傾向が続いた。この日は前線が北上して久しぶりの晴天になった。
風があり像は不安定、シーイングも良くなく、三回の経度10度刻みでの撮影で終了とする。
木星の地平高度は、25~30°とまだ低い。終了時には、気温25℃、湿度79% だった。

木星面は、大赤斑が隠れて、その後方のSSTBの白斑群(AWO)が並んでいるところが写っている。
朝縁から永続白斑BAが出てきているところで、BAの斜め左下のWS6が明るく見えている。
20日に「衝」をひかえて、視直径(δ)は、今接近で最大になっている。

画像をクリックするとL・R・G・B・IR・B2などの各単色光画像が出てきます。