木星メルカトル展開図 2018/04/19, 20 (UTC)

 

作者名
M. Murakami

4月19日と20日の展開図

4月19日と20日には、As,Kd Mkの三氏による木星の画像が集まり、ほぼ全面の展開図を作ることが出来た。

南半球に在住のKd氏のところでは、木星の南中高度が高く、解像度の良い画像が送られてきている。

 

図の右側には、代表的なベルト(B)の名前を記した。それぞれ、北(N)、南(S)、赤道(E)、熱帯(Tr)、温帯(T)を表す。

EZは、赤道帯、青味の強いフェストーンが、北赤道縞(NEB)南組織から右にたなびいている。

 

上部には、現在、木星面に見られる現象を示している。大赤斑(GRS)、永続白斑(BA)など。

緑色の字で表しているのは、南南温帯(SSTZ)に見られる白斑たちである。

茶色の字で示しているのは、現在進行中の現象で、大赤斑と会合している、南熱帯攪乱(STrD)と

永続白斑(BA)後方に拡がる、南温帯縞(STB)OutBreakで、淡化しているSTBが濃化してSTBが形成される途中である。