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木星メルカトル展開図 2018/05/14, 15 (UTC)
- 作者名
- M. Murakami
5月14日と15日の、 Mkの観測で展開図を作ってみた。解像度が低く大赤斑付近の画像が無いが、ほぼ全面の様子が捉えられた。
図の左側には、代表的なベルト(B)の名前を記した。それぞれ、北(N)、南(S)、赤道(E)、熱帯(Tr)、温帯(T)を表す。
EZは、赤道帯、青味の強いフェストーンが、北赤道縞(NEB)南組織から右にたなびいている。
上部には、現在、木星面に見られる現象を示している。大赤斑(GRS)、永続白斑(BA)など。
緑色の字で表しているのは、南南温帯(SSTZ)に見られる白斑(AWS)たちである。
茶色の字で示しているのは、現在進行中の現象で、永続白斑(BA)後方に拡がる、南温帯縞(STB)OutBreakの後方で、STBが濃化している。
北半球中緯度には、北温帯攪乱(NTD)が、経度180゚付近で、北北温帯縞(NNTB)が、南に膨らむような暗部として捉えられている。