火星 2018/05/15(UTC)

 

 

by M.Murakami

木星撮影の後に少し休息を取って、火星の撮影をしました。夜明けが早く、終わりにした午前4時(19時GMT)にはすっかり明るくなっていました。

今回は、およそ20分ごとの撮影の、3つのシリーズを取り上げました。火星面経度で5度ずつ左に回っています。

上端には、南極雲が白く判ります。その下の丸く明るい範囲は、Hellas(ヘッラス) です。微妙に色彩が違います。

中央の濃い模様の、Syrtis Mj (シュルティス・マイヨル) の移動が判ります。朝方からは、S Sabaeus(シヌス・サバエウス)がだんだん、見えてきています。

 

各種フィルターで撮影した単色画像を合成しています。像は2倍に拡大してあります。 

B光(青色)フィルターは、IR光の波長域に感度があるようで模様が写っています。これは改良しなければなりません。