火星 2018/08/25(UTC)

 

 

by M.Murakami

この日は、雲も出ていたが間隔が揃った撮影が7回できた。火星面経度(ω)の10度違うものを四枚並べてみた。
20分間隔で撮影を続けると10度違いのシリーズが2セットできる。
始めは雲が流れていてシーイング不良 2/5。二回目からは雲はなくなったが、三回目もシーイング不良。
風は弱くなっている。南中(12h36m GMT)になってもシーイングは良くならない。

南半球では夕縁にHellas(ヘッラス)が隠れてゆく。Noachis(ノアキス)には、
M Erythraeum(マレ・エリュトゥラエウム)に向かって暗帯が流れる。
赤道帯では、S Sabaeus(シヌス・サバエウス)から S Meridiani(シヌス・メリディアニ)が見えている。
その右には、Margaritifer S(マルガリティフェル・シヌス)も見えてきている。
北半球には、夕縁にSyrtis Mj(シュルティス・マイヨル)が隠れてゆく、朝方には、M Acidalium(マレ・アキダリウム)が濃くなってゆく。

B2 フィルターは、Schuler社のものを使用している。
画像をクリックすると、各フィルターで撮影した全画像を見ることが出来ます。