火星 「合」 2019 Sept 02, 11h(TT)

 

 

火星は2009年9月上旬に「しし座」で「合」となり、朝方の空に移りました。
標記の時刻は黄経の合です。赤径での合は、「天文年鑑2019」によると、4日の 3h45m(JST)でした。

太陽観測衛星 SOHO の、Lasco C2 コロナグラフの画面に、火星が太陽の北を通過してゆく姿が捉えられました。

11月8日には「おとめ座」で、スピカの北3度を通過しますが、視直径はまだ3秒角台です。
次接近の観測の始まりは今年末には訪れると思われます。年末には「てんびん座」で視直径4.3秒になっています。
眼視観測に十分な大きさの視直径8秒角になるのは、2020年5月のことになります。