火星 2020/06/16 (UTC)
この夜は梅雨の中休みの晴天となって、早い時間から木星の撮影を始めて、次いで火星の撮影をしている。
薄い雲があり、シーイングは5/10、透明度は2/5であった。
この日は曇ることなく、20分インターバルで4回、ω=5°間隔で撮影出来た。
南半球に拡がる暗部は、ソリス・ラクス(Solis L)から、ダエダリア(Daedalia)・シレーンの海(M.Sirenum)の暗帯で、
その南では、クロノスの海(M Chronium)が濃く南極冠に接している。
北半球には、タルシス三山(Tharsis Montes)やオリュムプス・モンス(Olympus Mons)があるところだが捉えられていない。
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