火星 2020/10/21 (UTC)
この日は薄雲があり透明度は悪かった。撮影を始めるときには晴れ間に出たが、再び雲が拡がり一回の撮影しかできなかった。
火星面は、マレ・キムメリウム(M.Cimmeriu)が夕方に見えて、中央をマレ・チュレナム(M Tyrrhenam)が通過中である。
その間の明部がヘスペリア(Hesperia)と呼ばれる。マレ・キムメリウムの南には、エリダニア(Eridania)
などの大陸を挟んで、マレ・クロニウム(M Chronium)の暗部が夕縁から伸びている。
ヘッラス(Hellas)とシュルティス・マイヨル(Syrtis Mj)が午前側にあり、シヌス・サバエウス(S Sabaeus)が
朝縁から出てきたところである。北半球にはエリシウム(Elysium)も見えている経度だが、傾きが南に大きくはっきりしない。
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