火星 2020/11/28(UTC)

 

by H.Asai at Funabashi

昨晩の火星画像です。雲が出始める前の撮影で、寒風があり気流が安定せず良像ではありませんが、かろうじて黄雲が南側に見えています。また、R画像とIR画像では中央から西南へ向かって一条の雲らしきものがありますが、これも黄雲なのでしょうか。

HK氏のコメント

画像を拝見しました。中央から左上にHesperiaというエリアがあり、 そこはもともと明るい色のようです。私が今年の9月21日に撮影した 画像で、村上さんがアリンコのように見えるといっていたMare Cimmerium に接しているように見える場所と思われます。 ケアンズは雨季に入る模様です。毎晩雨が降っています。

MM氏のコメント

おっしゃるように、南半球には黄雲が拡がっているものと思われます。 添付画像の、同日のK氏の画像で白く囲ったところが、色調が違っていて、黄雲がかかっているようです。

お尋ねの R画像とIR画像では中央から西南へ向かって一条の雲らしきものがありますが、これも黄雲なのでしょうか。 これは、ヘスペリアという地形的に明るいところです。

展開図は、黄雲のかかっていないときの図です。M.Cimmerium と M Tyrrhenamの間の明るいところです。