火星 2022/07/29 (UTC)

 

 

by M.Murakami

今回接近の初めての撮影画像です。視直径が8秒角を越えてきましたので試しに写してみました。
夏場のシーイングの良さと、暗色模様の賑やかなところで、小さいながらも火星面の濃淡が写りました。
案内図に示したように、シュルティス・マイヨル(Syrtis Mj)からマレ・キムメリウム(M.Cimmerium)の暗部が判ります。
朝方の縁にはヘッラス(Hellas)が明るく入ってきていて、南極域も白くなっていますが、
小さくなった南極冠(SPC)ははっきり捉えることは出来ませんでした。


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