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火星と海王星の接近 2017/01/01
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元旦の夕方に南西の空で、火星と海王星がかなり接近した。
「みずがめ座」を順行している火星が海王星を追い抜いてゆく現象で、天文暦では16h(JST)に最接近距離は0.02゚(72"角)で、海王星の南を火星が通過した。
当日の火星は視直径δ=5.7"、光度は+0.9等。海王星は視直径δ=2.2"、光度は+7.2等と光度差は大きかった。
最接近の頃には空はまだ明るく7等級台の海王星を捉えることは出来なかったが、17時頃には捉えられるようになっていた。関東では快晴の空となり、神奈川県横浜市で村上が撮影に成功した。
以下の画像は、20分ごとの相対位置の変化を、トリミングしたL画像を並べて示してある。 はじめの画像には、火星を適正露出で撮したLRGB画像をはめ込み、視直径の比較をしてみた。