by U. Fujioka、守谷市
先日のドライブレコーダーによる火球撮影に味をしめ、久しぶりにUFOキャプチャーでふたご座流星群を狙ってみました。
従来はアナログ式のビデオ撮影でしたが、最近はディジタル伝送の高精細な撮影が主流のようです。
しかし高精細なものはミラーレスカメラなどを使用し、録画に使用するPCも高性能のものが必要で敷居が高く簡単には手が出せません。
ZWOやQHYなどの天体用のカメラは、ノイズリダクションなどのために変則的な処理が信号に施されているとのことでUFOキャプチャーではサポートされていません。
ただ最近ディジタル伝送には劣るが、アナログ伝送で比較的高精細なAHD方式というカメラがあるとのことです。
主に監視カメラに使用されているようです。今回はこれを使ってみました。
ソニーのIMX327というセンサー(画素数1920x1080)を使ったボードカメラに、fl=5mm、F=0.9レンズを付けました。
この他にPCに取り込むためのUSB接続ビデオキャプチャー(AHD専用)を使用しました。
写角はおおよそ58x35度です。これを2台、北西方向と北東方向に仰角40度程度にセットしました。
昨日(12/14)は曇ってしまったのですが、12/13は概ね一晩中晴れました。
12/13の結果は北西側のカメラで写っていた流星が179です。
UFOアナライザーというソフトでは撮影された流星の群判別が可能です。
これによると179の内86がふたご座群、69が散在、24がその他の群という結果です。
東北側のカメラでも同程度の数が写っていましたが、解析していません。
撮影された内比較的明るい流星の動画を添付します。
容量が大きいので夜半前と後2回に分けて投稿します。