by H. Asai at Funabashi
小惑星マサミムラカミ(9414)がてんびん座を南西へ移動中です。2日間にわたって、自宅で南中前に撮影を試みました。淡くですが少し線状に写っています。撮影当時は、15.4等と15.2等ですが、5/15の衝には14.5等になります。画像は、強調しており美しくありませんが、ご容赦願います。恒星の隣にある数字は等級を表しています。また、てんびん座の移動の位置をSNで作成して添付してありますので参考にしてください。蓼科ですともっとはっきりと写ると思います。移動の速度は1日に約10'です。
軌道の半長径は2.42au、離心率は0.14で、火星と木星の間を3.88年で公転しています。大きさは、12.3kmで自転周期は15.6時間です。1995年に日本人の小林隆男氏によって発見されました。彼は2477個の小惑星の単独発見者として有名です。
詳細な軌道データや物理特性は、NASA JPLの下記サイトを参照ください。
NASA JPL サイト