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太陽 Hα画像撮影の方法
- 作者名
- U. Fujioka
機材はほとんどSol'Exのサイトのものと同じですが、カメラのヘリコイドフォーカサー部分にオフアキで使用していた電動装置を取り付けてあります。
バーダーのハーシェルプリズムは後ろに太陽像がうつるので便利です。
sun_Ha-1の写真がSol'Exで撮ったHa付近の画像です。水平方向がスリットの向きで赤緯方向です。 垂直方向は分散方向で上が短波長です。ナローバンド(7n)のフィルターを通していますがその通過域で画角が一杯になっています。
実際にはフレームレートを上げるため、必要なところだけに幅を狭めて撮影しています。
この状態で赤経ボタンを押して一旦画面の外に出したうえ録画をはじめ、その後反対側の赤経ボタンを押して太陽像をスキャンします。
吸収線が上に凸に曲がっていますが、これは分光器の構造上避けられません。
INTIという処理で曲がりを補正し、吸収線の中央部分の濃淡でHaの画像を創出します。 非常に優れたソフトです。
前回スリットの長さを5mmと言いましたがよく調べて見たら4.5mmでした。やはりぎりぎりなので一部がけられてしまいます。 今回はできるだけ均等の位置に持ってきて撮影しました。
画像処理したHα画像は、Imageセクションを参照ください。