大型黒点 AR13576 2024/02/09 (UT)

作者名:
M. Murakami

今回はバローで拡大して、IRフィルターでの画像です。 5分前のSDOからの画像も比較のために添付しました。 SDOでは15分ごとに可視光画像が撮影されているので、比較画像を得ることが出来ます。 先日蓼科MLに流しました画像のうち、SDOの画像が不鮮明でしたので、少しコントラストを強くしました。 半暗部の流線が見えるようになりました。

暗部の中に、いくつものライトブリッジが写っていて、連日の投影観測でも捉えられています。 10日遅く(UT)には、この黒点がM9.0のX線フレアを発生させました。 SpaceWeatherの記事にあるように、地球の真正面でフレアが起こりましたので、発生したCMEが13日には地球を直撃するようです。 本日は曇りと思っていましたが、午前中の一時晴れたので撮影しました。