Uranus Image 2019/10/28 (UTC)

by H. Asai at Funabashi

初めて惑星カメラで撮影しました。南中直前の撮影で、高度も66度と条件は良いのですが、 シーイングは悪く像が踊っていました。明るさは、5.7等で、大きさは3.7"と小さく、 ボール状にしか写りませんでした。

天王星や海王星の撮影には、IRフィルターや610nmのRフィルターを使用すると 模様が撮影できるとのことです。因みに月惑のHPでは、多くの投稿者が610nmの Rフィルターで撮影しています。

今回は初めてなので通常の、RGBで撮影しました。残念ながら、Rフィルターの画像処理を行っても 極地方が明るくは写っていませんでした。次回はIRフィルターでもチャレンジしたいと思います。

今回のように、元画像が踊っている場合、AutoStakkert!3での処理では、木星や土星と異なり、 Image Stabilizationの中のDynamic BackgroundのチェックをはずさないとStack画像が円にならずに、 伸びてしまいます。また、Advanced SettingsのDrizzleでは、3.0xを指定して拡大をしております。