金星 2019/12/08(UTC)

 

by M.Murakami

この日は、午前の黒点観測時からシーイングが安定していて、南中を過ぎた午後の時間に撮影を始める。
はじめは、シーイングは6/10と良く、モニター上での画像も安定していたが、高度は29゚から25゚と低くなっていった。
後半は少し悪くなり、シーイングは4/10程度になってしまった。
UV画像では後半は、ビニングをかけなくても円盤像がモニター上で見えて撮影ができた。
太陽が低くなり散乱光が減ったためのように思える。

R G B IR 画像では、今期のこれまでより明縁側のエッジが、はっきり捉えることが出来ていると思う。
UV画像には、淡く濃淡が感じられるが、ピントが良くなく、像はぼやけてしまっている。
新しいカメラでの撮影だが、もとのカメラと撮像チップは同じで、違和感は感じられない。

画像をクリックして出てくる画像では、二回目の、R G B IR UV 各フィルターの画像もある。