金星 2021/08/30(UTC)

 

by M.Murakami

この日は快晴で、離角の大きくなったこともあり、南中(05:08 GMT)を挟んで二セットの撮影を計画した。
透明度は4/5だったが、シーイングは、後半は少し良くなったが、2-4/10程度とよくなかった。
風がやや強く像は不安定だった。後半は太陽高度が低くなって、UV画像のコントラストは良くなった。

前回も取り上げたが、金星の中央経度(ω)は、この程度の時間変化ではω1は小数点以下一桁の変化である。
視直径は15"ほどに大きくなっているが、まだUV画像の濃淡は、はっきりとは出てこない。
まだ赤緯があり、08:10 GMT以降は、ベランダの屋根にけられて、これ以上撮影できなかった。

画像をクリックして出てくる画像では、全部の R G B IR B2 UV 各フィルターの画像がある。